三十路らしからぬタイトル、ごめんなさい。
繊細な方や、嫌な気持ちになりたくない方は
この記事を読まないほうがよいかもしれません。
活動家でも、反対運動をするようなタイプでもない
とんと政治に興味のない私も、これには絶句。
オーストラリアのテレビは、かなり衝撃的で心臓に悪い。
これから死のうとする人が苦しみ倒れる様を収めた監視カメラの映像が、
これでもか、というくらいCMで流れていたときは、
テレビを見るのが嫌になったくらい。
数日前から繰り返しニュースで流れているのは、
もちろんチベットと、北京五輪について。
散々流れていた、日本の捕鯨の悪行もどこへやら、
書くことすらはばかられるような映像が、昼間から流れている。
けれど、テレビの映像や内容のひどさ云々よりも、
一体、中国政府は何をやっているのか??
という憤りを覚える。
人を人と思わない、中国政府の行為に、唖然とするばかり。
そんな中、チベットで殺害された人々の人数を、中国政府が公表しているまま、
HPにのせる汚染されているとしか思えない日本の政党。
利権とお金がからまって、政党も新聞社も、
五輪までもが目をつむる状況。
五輪開催のために、万単位の人々が住みなれた家を奪われ、
台車に乗せたちょっとの荷物を持ち、泣き崩れる。
泣くおじいちゃん、おかあさん、子供。
ニュースでは、政府から代わりの家をあてがわれることもなく、
長くすみ続けていた家を追われたのだと言う。
背景には建物が崩され、平地になった大地。
チベットについては、とても書くことはできない。
あまりにもひどすぎる><
東トルキスタンにいたっては、これ以上は知らないでいたい...。
とても印象に残ったのは、ある女性の言葉。
「陰で苦しんでいる人々がいることを知りながら、
オリンピックを楽しむべきではない。」
平和で幸せな世の中になったと、日本という安全な殻の中にいる間は
何の疑問もなく思い、日々に感謝し、生活をしていたけれど、
実は世界は、思っていたほど幸せではなかった。
苦しんでいる人々のために、なにかできることがあるとは思えない。
祈ることと、五輪を見ないことくらいしか思いつかない。
このブログは、日本にいる両親や家族、友人たちに
我が家の近況を伝え、また楽しい趣味について書く場所として、
ネガティブな要素は排除してきたけれど、
日々のニュースに少し、参りました。
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