6月にスタートしたスクラッパーのためのカメラ講座。
3カ月が経ち、前半が終わろうとしています。
どんどん変わっていく受講生皆さんの写真を見るのが
楽しくて仕方がありません!
受講前に、お気に入りと普段の写真を
1枚ずつ送ってもらっていましたが、
課題で提出してもらう写真と比較すると全然違うんですよね。
この10年でカメラの性能が格段に上がり、
たった、2、3カ月もあれば、うーんステキ!
と思える写真なんて、簡単に撮れてしまうもの。
その中で、「感動しました」「目からうろこです」
という声を聞けるのはホントに嬉しいです。
当カメラ講座の目的の一つでもある
「近道」
何年、カメラ講座に通っても教えてもらえない秘訣を
6カ月の講座で集中してお伝えしています。
なぜなら、カメラは技術は半分だけ、残りの半分は
考え方・心構えなど頭の中で考えることが大事だから。
特に、スクラップブッキングに使うための写真は
そこが足りないと、最大限の魅力が引き出せないんです。
だから、カメラ講座に何年も通ってます、
という人に会って、写真を見せてもらっても
パッとしないのは、そこが足りていないからではと思います。
誰かが写した、パンフレットの写真と変わらないから
何も伝わらないんですよね。
考え方をお伝えする、というのは受講生の皆さんも
不思議な体験だと思いますが、
これからのカメラ生活をより楽しく!
素敵なものにしていくために、
すごく大切なことだと感じてもらえるのではと思っています。
受講生のお一人、Uさんの写真をご紹介しますね。
カメラの買い替えをせずに、持っていた機材だけで
写真がここまで劇的に変わりました!
やわらかい、暖かいお母さんのまなざしが感じられる写真。
光もボケ感もかわいらしくて、優しいUさんの人柄が
写真に表れています。
写真は、センスだと言う方もいるかもですが…
私は、自分自身を写していると感じます。
自分の心の持ちよう、ありようが現れます。
美しいものが好きなら、美しいものが切り取られ
落ち着いた静かな心持でじっくりと撮れば、
その心が写真になります。
何も感じず、考えずに、カメラが勝手に
素敵な写真を撮ってくれると勘違いをして
シャッターを押すだけの人の写真には
何も写りません。
何も写っていない写真には、感動もないし
ストーリーも伝わらない。
ここでいう何も、というのは写す人の人柄、心、思い。
6カ月の間に、この違いに気が付いてもらうことができれば
カメラ講座は大成功です!
写真は、うつす人そのままが写ります。
そしてそれが、感動を人の心に起こします。
まだなんだか、なにも感じられない…
という写真しか撮れないなら
『考える』が足りていないのかもしれません。
そして、自分を写しだすための『思い』が足りないのかも。
Uさんの、受講前に送っていただいたお気に入り写真はこちら。
この劇的な違い、ただただ感動です♪♪
残り3カ月、大変ですが頑張っていきましょう!
またいくつか、受講中の皆さんの写真を
ご紹介させてください!
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