家の整理をし始めて、気がついたことは、
「どうでもいいモノが多い。でも、どうしていいかわからない!」
ってことでした。
引越しをするたび、大型家具から洋服、子供のおもちゃまで、
潔くどっさりモノを処分してきた私が、ここにきて、どうしたの??ってくらい。
家具も、食器も総入れ替えをしてきたのに、
やけにこまごまとしたものがあふれかえってる。
もやもやした日々を過ごしていた私が、昨日立ち読みで出会ったのは、
「断捨離」
目からうろこ。
胸のつっかえが取れたような。
なんだ、そうだよね~!って、立ち読みしながら目を輝かせていたはず。
雑誌は買ったら読まないってわかっているので、
(立ち読みしたのは、ananのはじめての断捨離。買わなくてゴメン)
印象に残ったことを、しっかりと記憶に刻んで
断捨離生活スタートです。
昨日の夜は、家族が寝静まる中、ひとりもくもくとメイク道具の仕分け。
エスティローダの眉用ペンシル、ハワイで買ったら
色が自分の眉に合ってないし、もう古い。
プチプラコスメ、ソニプラに行く度に増えるけど、
色が気に入らないのは、ちっとも使っていない。
ブランド化粧品のセットで、おまけ付きのもの。
限定につられるけど、おまけの質は悪いし、結局使わない。
アニエスの通販、雰囲気とおまけにつられてつい買ってしまうけど、
PC画面で見て期待していた色とは、まったく別物。
黒ポーチばかりがたまってく。
一つ一つ、使わない理由と向き合いながら、
けれど、速い速度でゴミ箱へぽい、ぽい。
よいっぱりのいきおいも手伝って、
MUJIの浅い引き出し3段と化粧ボックスがスカスカになりました。
朝一番で夜のごみを捨てに行き、案の定今になって、
「アレは使えたんじゃないかな~」とか、
「アレは眉を脱色すればよかっただけじゃなかったの?」とか、
ちらっ、ちらっと、そんな思いが頭をかすめるけど、
スカスカになった引き出しを見ると、
ここにあるスペース分、私は我慢していたんだな、と。
気に入らない色なのに、似合わないし、流行遅れなのに、
古くなってもなかなか無くなってくれないからって、
しかたなく、今日はこれ使っておこうか、なんて
我慢しながらメイクをしてた。
全然、気がつかなかったよ。
脳の裏側ら辺にあったであろう、その気持ち。
「はじめての断捨離」を読んで、
*ちゃんと使ってあげられなくてごめんね、という気持ちで捨てる。
*初心者にはリサイクルや寄付、譲渡はハードルが高すぎるので、
そのままゴミ箱へ捨てる。
*ストックをやめる。
このあたりが、心に残りました。
で、あみぐるみのくまちゃんですが。
10数年前、お友達に教えてもらって編んだものです。
数回の引越しにも、ちゃんとついてきてくれました。
でも、部屋に飾るわけでもないし、いつもどこかへしまわれているだけ。
こんなものが、実は生きてきた年数分×家族4人分、
たまっていることにも気がつきました。
今までは、どこかにしまっておけばいいと思っていたけど、
かなりの量で、お金を払ってまで移動させるべきものなのかと。
そんな疑念が頭をもたげはじめて。
しばらく、モノと向き合ってみようと思った次第。
でも日記のタイトルが漢字じゃないのは、
実はそこまで強い気持ちがあるわけではないあかし。
なので、モノとの「決別」じゃなくて、
なんとなく「けつべつ」を目指して、まったりと…
最近、私も少しずつ捨てたり整理しています。
お金を払ってまで要らない物を置いてる・・・という言葉を前に、反省の日々です。
でも、思い入れがあるモノとお別れするかどうかを決めるのって辛いですよね・・・。
投稿情報: SUN | 2010-09-30 01:10