住まいを探すに当たって、幼い子供のいる我が家では
子供たちが健康&安全に育つことのできる環境を重視しています。
緑が多く、建物がモダンな小学校もすばらしく、きれいな町並み。
これまで、何度かここに決めた!と思える町に出会い、
そして、そのつどあきらめることになりました。
廃プラスチック工場、光化学スモッグ、高圧送電線、活断層。
環状線が近くを通っているか、半径1キロ以内に何があるのか。
今日もまた、決まりかけていた物件が白紙に戻り、
一から出直しです。
うがー!
アメリカとオーストラリアに住み、日本という国の個人に対する姿勢には、
常に疑問を感じます。
何かが起こってからでは遅く、予防をするのは当然のことだと思うんです。
ヨーロッパやアメリカでは、高圧送電線のまわりに
小学校や幼稚園を建てられないという法律があります。
世界でも、日本国内でも、高圧送電線のまわりに住む子供たちの
白血病や小児ガンの発生率が高くなると報告されています。
でも日本の現状は...↓
http://www.mynewsjapan.com/reports/485
https://www.mynewsjapan.com/reports/469
今回、初めて地下を走る高圧送電線があることを知りました。
そしてその分布図は、なんと企業秘密。
廃プラ工場に関する多摩市長の回答にもあきれましたが
電力会社の態度には、腹立たしさを感じます。
こういうのって、やっぱりお金とか利権が
住民の健康よりも大切ということなんでしょうかー。
でも一個人そして母として、できるだけ子供たちの未来が
明るく楽しいものになるようにと願わずにはいられません。
オーストラリアでは、12歳まで子供は一人になってはいけないという法律があります。
小学校も、もちろん送り向かいが必要です。
子供だけで留守番させると、御用となります。
40数年前、ビーチに出かけた3人の子供たちが行方不明になったことで
この法律が出来たそうですが、国の対応のすばやさは本当に素晴らしいと思いました。
もちろん、このような法律には賛否両論あることと思います。
わたしは7歳からずっとかぎっ子だったので、
働く親の気持ちはわかります。
でもやっぱり、日本にいてもこのオースの法律を守っていきたいと思います。
意味のあることだと思うし、あとで後悔するよりいいと思うのです。
それから、水や食料をつめたサバイバルセットも用意して
トマトや食べられる野菜を植えないと。
親子3人で、しっかり日傘を差して歩いたオース生活も、
残りあとわずかです。
(パパは紫外線対策ゼロでした!怒)
来週は、CKwithSSブログから、最後のオーストラリア発
スクラップブッキング情報をお届けしたいと思います。
最近のコメント