子供たちの頭の中は、私の想像が及ばない世界。
だって、そろそろ気がついてもいいころなはずなのに、(と思う)
サンタさんは本当にいるんだと信じてる。
12月になると、オーストラリアはサンタさんで溢れる。
ショッピングセンターにも、駅前のアーケードにも、
クリスマスパーティーにも、サンタだらけ。
一日で3人のサンタにお菓子をもらい、プレゼントはゲームだと念を押し
その日の夜、自転車に乗って道を蛇行しているサンタに
「メリークリスマス!」と声をかけられた。
帰りの車の中で、長女が
「さっきのサンタさん、ひげがゴムだったよ。」
と言った。
「ニセモノだよね。」
今年のクリスマスは、ついにサンタに別れを告げる年なのかと
少し寂しく思いつつも、親として覚悟をした。(大げさだけど)
クリスマスイブはプレゼントの用意も、
今までとは違う複雑な気持ちで。
そんな思いで、プレゼントを並べていると、
だだだっと足音がして、ぐっすり寝ていたはずの長女が
リビングへ入ってきた。
一瞬の差でプレゼントは冷蔵庫の上へ。
もう一度寝かせるためベットへ連れて行くと、
「冷蔵庫の上にあった、赤いの何?」とひと言。
そんなものないよ、とはぐらかすと、
主人が機転をきかせてすでに別な場所へと
移動してくれていたので、長女はあきらめて寝てしまった。
そんな調子で、ことしのクリスマスは
プレゼントを隠したり、サンタの話をすることに
すっかり疲れてしまい、本当のところ、腹正しくもあった。
子供たちは成長してしまい、今までのようにいは
いかないんだという、親としての寂しさも手伝って。
次の日の朝、毎年誰よりも早起きして、
家の中を整え、ツリーの下にプレゼントを並べていた私も、
カメラの用意さえせず、子供たちが起きるまで眠ってしまった。
ガールズはそれなりにプレゼントを喜んでくれた。
(さんざん念を押した、マリオカートではなかったけれど。)
昼ごろ、私が何気なく窓に立てかけておいた絵本を持って長女が飛び込んできた。
「ママ、わかったよ!」
「みて、絵本が窓にあったの。」
「サンタさん、窓から入ってきたんだよ!」
この言葉に、私はだいぶ驚き、感動してしまった。
夜中に起きてくることなんかなかった長女が昨晩起きだしたのも、
サンタがどこから入ってくるのか知りたかったからなのだ。
長女はその存在を微塵も疑ってはおらず、今年もサンタが来たのだと、そう信じていた。
来年も、賢くなっていく子供たちとの格闘は続きそう。
いつか、サンタのことなど忘れる日が来るのだろうけれど
子供たちの心が純真で、無垢である間は、
私のこのばかばかしい努力も、無駄ではないと思う。
友人が用意してくれたプレゼントを見て、次女が
「なんで、サンタさんここに来たの?!」
と驚いていた。
お互いに贈り物をするプロジェクト。
長女は、このムシ入りゼリーを最初から最後まで一人で手作り。
次女の大好きなムシやヘビの形をしたグミ。
見た目は気持ちが悪いけれど、当人はとても喜んで食べていましたよ♪
次女はと言えば・・・
長女へのプレゼントを買いに出かけたものの、自分の分も欲しい!と大泣き。
でもクリスマス当日には、大好きなお姉ちゃんにちゃんと渡すことができました。
「一緒に使わせてね。」と何度も言っていましたけど^^;
写真の左下に見えているのが、冷蔵庫の上の赤いものの正体でした。
長女は気がつかなかったみたいだけど。
二人が今、プリキュアよりもお気に入りの「Bratz」のUVカット水着。もちろん長袖。
贈り物プロジェクト成功ですね。
そして、サンタさんも来年の出番が
期待できそうですね。
子供の発想って無限大!母のドキドキも
楽しく読ませていただきました。
新しい年も素敵な年になりますように。
投稿情報: どうぶつの森の母 | 2007-12-31 07:56
どうぶつの森の母さん
コメントありがとうございます。
効果的とは全く言いがたいものでしたが、
すこしずつ進歩していけたらいいなと思っています^^
ドキドキ+イライラ・・・でした。反省してます。
もっと気長に子供たちと付き合っていかなくては、ですね。
どうぶつの森の母さんの年末と新年は
いかがですか?
ぜひよいお年をお過ごしくださいね!
投稿情報: Lei | 2008-01-02 22:02